2021年10月、当社は十六フィナンシャルグループとして新たな一歩を踏み出しました。
先行きの不透明感が増すなか、いかなる環境変化にも備えられるよう、持株会社体制のもと変革を進めてまいりました。
その歩みは、まもなく5年の節目を迎えます。この間、私たちは新規事業会社の設立と異業種連携を通じて機能と専門性を広げ、地域総合金融サービスグループの基盤を着実に築いてきました。目指してきたのは、地域にとって大切なテーマに真摯に向き合い、お客さまの「一歩先を行く存在」として、信頼されるサービスを提供し続けることです。こうした一歩一歩の積み重ねが、当社グループの成長を支えています。
「金利のある世界」が定着しつつある現在、預貸金ビジネスを中心とする本業の重要性は一段と高まっています。この機会を持続的な成長へとつなげるため、本年6月、十六銀行の新頭取就任とチーフオフィサー制度の導入により、新たな経営体制を始動しました。
グループ総合力と異業種の知見を基盤に、人的資本を成長エンジンとして本業をさらに進化させ、地域課題の解決と当社グループの企業価値向上を両立させてまいります。
そして、いよいよ来年度は銀行創立150周年を迎えます。これまで当社グループを支えてくださったお客さま、地域のみなさま、株主・投資家のみなさまに、心より感謝申しあげます。同じ2027年度に開業を予定している新本社ビルは、地域のみなさまと築いてきた信頼を未来へつなぎ、新たな挑戦を形にする拠点です。アートを体現した「美しく居心地の良い共有空間」を創出し、人々の交流とにぎわいを通じて、街の活性化につなげます。
こうした未来を見据え、当社グループは2025年度からの3年間で「ホップ・ステップ・ジャンプ!」する成長イメージを描いています。2026年度は、大きな飛躍へと弾みをつける第二歩「ステップ」を刻み、新経営体制のもと、グループ12社の総力を結集して、銀行創立150周年、そしてその先の未来へ確かな歩みを進めてまいります。
代表取締役社長
グループCEO